WOODSTOCKのスウェーデントーチがすごい理由を機能面で深掘り

WOODSTOCKのスウェーデントーチがすごい理由を機能面で深掘り

スウェーデントーチ”で検索して他社製品と比較された方はお気づきかもしれませんが、世の中には本当にいろんな価格や形状のスウェーデントーチが販売されています。

WOODSTOCKの商品なんか良さそう!だけど、、

具体的にどこが良いの?

価格が高いのはなぜ?

について今回はお答えしていこうと思います。


WOODSTOCKの製品品質

WOODSTOCKのスウェーデントーチは、使い切り商品でありながらその1つ1つに作り手のこだわり、クラフトマンシップが詰まっています。 加工に手間がかかる広葉樹を使っている点や、着火がしやすく安定した燃焼を得るための加工、デザイン性を担保するために間伐材の丸太から削り出された形状、はては木の香りを飛ばしすぎないように時間をかけた十分な乾燥と維持するための真空パック。
こだわりポイントを一つ一つ書き出すと本当にたくさん。

1回で使い切る商品にそこまでこだわる必要があるのか?と疑問に思われるかもしれません。

「使い切る商品に対してここまでこだわる」ことにWOODSTOCKの美学が詰まっています。とは言い過ぎかもしれませんが、そんな気持ちで日々作り手の職人さんたちが木を削り出してくれています。

 

他社製品と比較してみました

商品の特徴を伝えるための最もわかりやすい方法は他社製品と比較すること。
ということで、さすがに実商品名での比較まではこのサイトではできませんが、一般的なよくあるスウェーデントーチ製品と比較しながらWOODSTOCKのスウェーデントーチの特徴をお伝えできればと思います。

 

比較①:使用している木材の違いについて

WOODSTOCKが使用する木材は宮城県蔵王連峰で伐採されたヤマザクラ(山桜)の木を使用しています。

ヤマザクラは日本原産の桜の一種で山地に自生する広葉樹。硬くて耐久性が高いため、家具や建材に適した特徴を持ち、美しい木目と色合いが特徴で、装飾品や工芸品としても人気がある木材です。

一方で多くの他社性スウェーデントーチでは杉などの針葉樹が使われることが多いです。理由はいくつかありますが、材料の調達のしやすさ、木材自体の価格、材質として比較的柔らかいため加工がしやすいなどが挙げられます。

WOODSTOCKがヤマザクラの木を選んでいる理由はなぜでしょうか?

実は、ヤマザクラ(広葉樹)の木はキャンプととても相性が良い要素が多くあります。

①焚き火に最適

一般的に針葉樹よりも広葉樹の方が燃焼時間が長く、煙が立ちにくい特徴があります。またヤニがないため物を焼いた時や水を沸かした時にヤニの刺激臭が移らないメリットも。

②燻製チップでも人気の薫香

ヤマザクラの木は燻製チップでも人気。トーチの炎で焼いた食材も例外ではなく、ほんのりと甘く香ばしい香りが食材に移って楽しめます。マシュマロを焼くのだって断然ヤマザクラの木で作った炎がおすすめ!

少しでもキャンプ体験を上質なものにしたいから、そんな理由でヤマザクラの木を選んでいます。

※白樺の木はHOKKAIDOWOOD認定を受けた、北海道の原木を活用させていただいています。白樺のトーチは木肌が白くてとても綺麗ですよ!

 

比較②:加工内容について

実はヤマザクラの木にはデメリットもあります、広葉樹は基本的に「火がつきにくい」。一度火がつくと長持ちするメリットもあるのですが、最初の火付に苦労する気でもあります。ですから、キャンプで焚き火を作るときにはまずは針葉樹の木で火を作って広葉樹の木に移していくなんてセオリーもあるほど。

使うたびに着火に時間がかかるなんて、少し手間。。

WOODSTOCKでは広葉樹のデメリット「火がつきにくい」を特許をとったイージー着火内部構造で解決しています。

付属のおがくずでできた着火剤に火をつけて上部の窪みに設置するだけで、あとは何もしなくても燃焼が進みます。着火にかかる時間は30秒。初心者の方でも火付に苦労することなく体験いただくことが可能です。

もう一つの大きな加工の特徴が二次燃焼による安定的な火力と煙の少なさ。二次燃焼が起きるような構造までスウェーデントーチに施している商品はほとんどありません。手間がかかりますしね。。

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おがくずも湿気ないようにクラフト袋で包んでお届け

 

比較③:意外と見落としがちな評価ポイント”乾燥”

乾燥のプロセスもWOODSTOCKの強みです。他社のスウェーデントーチは、乾燥が不十分なため、点火しにくかったり、燃焼中に湿気が原因で煙が発生したりすることがあります。また商品によっては急速乾燥で仕上げるため木の香り成分が飛んでしまいます。

WOODSTOCKのスウェーデントーチは、急速乾燥を行わずに一定の時間をかけて適切な乾燥状態まで仕上げる工程を経ています。十分に乾燥できたかは一つ一つ水分含有量を測る機器でチェックして出荷させていただいています。

また保管中に湿気てしまわないように、スウェーデントーチは真空パックをしてお届け。長期間の保存にも向きますので、防災グッズとしても役立ちます。

乾燥されながら出荷を待つスウェーデントーチ


環境に配慮したサステナブルな取り組み

WOODSTOCKの商品のこだわりの一つにサステナブルな取り組みと思考があります。

使用しているヤマザクラの木は、山を整備する際に間引かれた間伐材を利用しています。着火剤も自然由来のおがくずを利用。天然素材を中心にすることで、できる限り環境負荷が少ない商品開発を施行しております。初期品に関しては留め具の部分が金具でしたが、改良版からは金具についても木の止め具を使い、スウェーデントーチ本体については最終的に全て燃えて山に帰せる素材のみで構成されています。

この取り組みを評価いただき、サステナブル★セレクション2024(株式会社オルタナと一般社団法人サステナ経営協会が主催)で見事「一つ星」を獲得させていただきました。



 

今回は少し技術的なお話も含めてスウェーデントーチのこだわりについて触れさせていただきました。こだわりが詰まっているとはいえ、最終的にそのこだわりを”魅力”感じていただけるかはお客様それぞれの価値観と考え方次第。

 

私自身、

難しいことは考えずにただスウェーデントーチからゆらめく炎を見ながらキャンプの夜にぼーっとも物思いに耽るのが好きです。

皆さんも、思い思いのスウェーデントーチ体験を楽しんでみては?

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