頑張りすぎない、焚き火を快適に楽しむ3つの方法

こんにちは、WOODSTOCKの中元です。

キャンプといえば焚き火ですが、ベテランから初心者まで焚き火の楽しみ方は本当に様々です。とはいえ、キャンプ初心者さんの中には火がなかなか起こせず辛い記憶が残った、なんて声も。今回は、無理せず、カッコつけすぎず、サバイバルすぎず、焚き火を快適に楽しむマル秘テクニックをご紹介します。ベテランキャンパーさんの目線からすると邪道だよ!と思われる箇所があるかもしれませんが、まずは楽しい体験をたくさん味わってもらう方が良いかなと思っています。

焚き火が楽しい理由

焚き火を見ていると、気持ちが穏やかになり、とてもリラックスした状態になる体験をしたことがある人は多いはず。焚き火はキャンプの中でも特別な魅力を持っています。その温かさ、静かなキャンプサイトの中でパチパチと爆ぜる音、炎のゆらめき、そして友達や家族との交流、どれも焚き火を楽しいものにする重要な要素となっています。私は脳みそ空っぽで炎を見ている時間がたまらなく好きです。

焚き火でよくある失敗体験

キャンプでの焚き火は楽しいものの、初心者の方にとっては失敗体験が多いのも事実です。火をおこすのが難しかったり、煙で目が痛くなったりすることもあります。冬場であれば、予想以上に寒くて焚き火を楽しんでいる余裕がなかった。火の粉で大事な服に穴が空いてしまったなんて声も。失敗体験も含めて良い思い出ではあるのですが、回避できるのなら回避したいですよね。よくある失敗ケースを事前に知っておくことで、回避できるものがほとんどなので、今回は失敗体験を減らす3つのテクニックについて紹介します。

失敗体験を減らす3つのアイデア

焚き火の失敗を減らすために、以下の3つのテクニックが役立ちます。

  • アイデア①火おこしの基本テクニック: 着火材料の選択と火おこしの手順をマスターしましょう。
  • アイデア②煙対策のコツ: 煙が発生しにくい木や焚き火台を利用しましょう。
  • アイデア③:WOODSTOCKのスウェーデントーチを使う: 手前味噌ですが、失敗を回避するための最も簡単な方法としてWOODSTOCKの商品をおすすめさせていただきます。

それぞれもう少し詳細を確認してみましょう。

◇アイデア①火おこしの基本テクニック

焚き火を成功させるためには、適切な着火材料の選択と火おこしの手順をマスターすることが不可欠です。

初心者は着火剤、火おこし器やガスバーナーを使おう!

火おこし器を使えば初心者でも簡単に火を起こすことが可能です。火おこし器に着火剤燃料を入れて、炭や木をセットするだけで煙突効果で簡単に火が起こせます。最も気楽な方法はガスバーナー。恥ずかしいなんて気持ちは捨てて文明の力を使ってしまいましょう。

徐々に大きな薪に火を移していく。

大きな薪や炭は火がつきにくいです。初めは着火剤や新聞紙、薪を細めに割ったものを利用して小さな火を作り、その上に火をつけたい少し大きな薪を置いて火を移していきます。

薪を一気に入れすぎない

よく燃えるように、と薪や炭を一度にたくさん入れてしまうことも初心者が間違えやすい失敗例。空気の通り道がなくなり逆に火の周りが悪くなります。火を起こす際は空気が入るように、薪を組んでいくことを意識してみてください。火吹き棒があるとピンポイントで強い風を送り込めるので、火の勢いを強めるのに最適です。さらに楽をしたい方は、ポータブルタイプの送風機(扇風機)を利用してみるのも手。この楽さに気づいてしまってからは、(風情はなくなりますが)、ついつい手を伸ばしてしまう自分がいます。

◇アイデア②煙対策のコツ

焚き火をしていて煙が出ることはどうしても避けづらいですが、大量に出てしまうと、目も痛くなるし、喉も痛いしと悲惨なことに。煙が出る理由は、「燃やす薪の水分が多い」、「燃焼温度が低い」の大きく2つとなります。知ることで発生する煙を減らすことは可能なので、知識を入れて対策しましょう。今回は簡単に実施できる対策を2つご紹介します。

広葉樹の薪を使う

乾いた薪を使うという基本的な要素はありつつも、キャンプ場で乾いた薪を売っていない場合は対策ができません。そんな時に自分の選択でできる一つが、広葉樹の薪を使うという方法。焚き火用の薪として置かれているものには、大きく針葉樹と広葉樹の2種類があります。なるべく煙を抑えたい場合は油分が少なく煙が出にくい広葉樹の使用がオススメです。

ただし注意点※。広葉樹は燃焼時間が長い、煙が出にくいメリットの反面、”火がつきにくい”というデメリットがあります。火おこしに慣れておらず、テクニック①の便利アイテムが利用できない方は、針葉樹の木で火を作ってから広葉樹の木に火を移していくという方法を実施しましょう。

二次燃焼できるタイプの焚き火台を使う

「二次燃焼 焚き火台」と検索するとたくさんの焚き火台がヒットします。薪を燃焼した際に発生する可燃ガスの煙を再び燃やすことで、煙の発生を抑え効率よく火を維持できる焚き火台は最近流行っているタイプ。コンパクトなものも多いので、買ってしまうのも手ですね!

◇アイデア③WOODSTOCKのスウェーデントーチを使う

火を起こしやすいための方法、煙の発生を減らす方法と話してきましたが、それぞれのテクニックを1つの商品で叶えてしまうのがWOODSTOCKのスウェーデントーチなんです。

  • 着火剤に火をつけて上部の穴に落とすだけで勝手に燃える、イージー着火構造
  • 煙の発生が起きにくい広葉樹ヤマザクラを使用
  • 煙の発生を抑える二次燃焼を起こすための内部構造

これらのポイントを兼ね備えたWOODSTOCKのスウェーデントーチは、本当に便利なアイテム。焚き火鑑賞で眺めながら、本体が崩れてきた後半は他の薪に火を移して長く焚き火時間を楽しむこともできますよ。

気軽にそれぞれが楽しめるスタイルで自然と遊ぼう

キャンプの醍醐味でもある焚き火。失敗体験で良い思い出にならないのは本当に勿体無いです。ベテランキャンパーのようにフェザースティックを使った火起こしも憧れますが、便利アイテムを使ってまずは気軽に焚き火を楽しむことから始めてもいいと思っています。キャンプブームが下火になってきているというような話題も多い昨今、長く自然遊びを楽しむキャンパーの方が増えると嬉しいです!

スウェーデントーチを遊び尽くすための3つのアイデア記事はこちら

ブログに戻る